| 留学生活雑記−コラム#12: |
ボストンキャリアフォーラム2004レポート |
ボストンキャリアフォーラムとはディスコインターナショナル社が主催する、海外大で学ぶ日本人(及びビジネスレベルの日本語が話せる他国籍の学生)向けの合同就職説明・面接会です。毎年十月に、百社前後の日本企業と日本で活動している外資企業が会場にブースを開き、会社説明や面接を行っています。二月に開催されるサンフランシスコキャリアフォーラムと並び米国大に在籍する日本人学生の重要な就職窓口です。
今年は10月22日〜24日に開催されまして、私も内二日間に参加してきました。既に内定がでていることもあって特に就職活動らしきものはしなかったのですが、会場へは行きましたのでそのとき撮影した写真を基にイベントの様子をご紹介します。


行ってきましたボストンキャリアフォーラム2004!
ワールドトレードセンターの広大なスペースに学生が溢れる光景はまさに圧巻。なんでも約5000人の日本人学生が全米各地及び日本から集結とのことで、ボストンの街が日本人だらけになる三日間です。
今年も百社前後の日本企業や日本に事業展開をしている外資企業がブースを出展して説明会や面接を行っていました。しかしまあ人が多い多い。私はそれでも二日目の午後、随分空いてきた頃に到着したのですが、それでも会場は真っ直ぐに歩くのが困難で、携帯電話がなければ人と会うのがほぼ不可能な状態でした。朝は会場前に会場待ちの長蛇の列ができていたそうですし、混雑ぶりは推して知るべしと言ったところでしょうか。コートクロークでコート預けるだけでも一苦労です。また、来場者数の割に休憩所が少なく、会場奥のフロアには地べたや階段に座り込む学生が多発。ついでに二階のコーヒーショップと軽食店は大繁盛。
企業ごとのブースを見渡すと、やはり有名企業には学生も多く集まるのですが、知名度の低い企業は人事がぽつんとブースで寂しそうにしているところもあり、少しかわいそうになってしまいます。
もっとも、企業側も有名大学の学生だと扱いが違ったりするので、そこはお互い様でしょうか。ノベルティグッズを配布している企業が少なかったのが意外で、ちょっとがっかりしました。経費削減の煽りでしょうか?中ではダイキン工業のぴちょんくんストラップなどが良かったですね。新生銀行やGEなどではマグカップなどの大物もあったようです。ただし、履歴書の一つも持っていかないともらうにもらえない雰囲気のところが多かったような。

なお、このワールドトレードセンター、やや市街地から離れたところにありまして、会場周辺には僅かにダンキンドーナツとセブンイレブンがあるばかり。おまけに寒風吹き荒ぶ10月のボストン、外へ出るのも気合が必要なんですよ。面接の時間待ちなど、暇な人は相当暇だったのではないでしょうか。どこどこ社の人事のおねーさんが美人だ!などと場外情報交換をしている人も見受けられました。
このキャリアフォーラムでの採用の主な流れは二通りで、 事前にウェブで各企業に個別エントリー、指定時間に面接を受けるパターンと、当日直接ブースを回って説明会を聞いたり履歴書を渡したり面接予約を入れたりするするパターンです。面接の待ち時間に企業ブースを巡るなど、両方平行して行う人が大半だと思います。事前予約が取れなかった企業でも当日行けば面接が受けられる可能性はあるようですので、諦めずに。ブースでの接見が上手くいくと、当日、または翌日に次の面接へと進みます。
会場の一方には、右の写真のように白カーテンで区切られた一角が。まるで病院か何かのような、一種異様な空間ですが、ここがインタビュールームと言われるエリアです。
ブースなどで面接予約を入れた人は、指定時間にここで面接を受けることになります。中には圧迫気味の面接を行う企業もあったそうですが、このカーテンのみで区切られた場所、隣のスペースからそんな声が聞こえてきたら面接する方も受ける方もやりづらいのでは…などと要らぬ心配をしてみたり。ともあれ、ここのインタビュールームに来た人はブースでの接見から一歩前進といったところでしょうか。結果は即時伝えられたり、会場入り口近くの掲示板に掲示されたりします。結果は後日E-mailで、となった場合、残念ながら不合格、または補欠合格待ちというケースが多いようです。
こちらは資料コーナー。各参加企業のパンフレットが平積みされています。人気企業のパンフレットは結構すぐになくなってしまうようで、朝一番にまずこのコーナーに来る学生もいるとか。ここで品切れになっていてもブースに行けばまだあることが多いのでチェックです。
記念にと思って初回登録時に全員もらえる、フィリップモリスとCFNのロゴ入りトートバッグにいろいろ詰めたのですが、残念ながら帰りの荷物が溢れたので幾つかは結局廃棄処分に…。皆様には行きの鞄には若干の余裕をもって来ると良いかと思われます。キャリアフェアの後にボストンで買い物したい人特に。
会場入り口近くの掲示板には、書類審査合格者や面接合格者などへのアナウンスが掲示されます。○○様、この紙を持って当社ブースまでお越し下さい、といった具合です。参加者は時々立ち寄って自分の名前や知人の名前などを探していました。
なお、企業から気に入られると、面接の他にもその日の夕食に誘われることがあります。イワユル「人事ディナー」と呼ばれる内定への第一歩なのです。ちなみに、人事ディナーに誘われなかった方には会場近くの中華街が安くて美味しいのでお勧めです。
全体として、将来日本で就職しようと考える海外大生にとっては参加して損はないイベントだと思います。大手企業からも随分採用に来ていますし、なにより数ヶ月から一年に及ぶ長丁場である国内就職活動に比べ、場合によっては僅か一日でスピード内定が出る可能性があるというのは大いに魅力です。最初は特に興味ない企業でも、余裕があったらブースを回って見ると良いのではないかと思います。意外な発見があるかもしれません。
![]() スーツ着た日本人がわらわら。 まるで日本に帰国したかのよう。 |
![]() インタヴュールームの入口。 ブースで熱意を伝えるのに成功するとこちらへお呼ばれ。 |
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