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■過去の日記(2004年5月−9月)■

2004年 9月29日 水曜日 晴れ

 やばいですよ!

 現在本来のルームメイトがドイツに長期で出かけていることは以前にも書いたとおりです。で、なにがやばいかと言いますと、そのルームメイトから頼まれたベランダの鉢植えの世話。自分が植えたものでないということもあって、ついつい水遣りを忘れてしまいがちです。

 で、今日ふと気づいて見てみるとなんかしおれて枯れかけてるの。うっわー。どうしようこれ。

 とりあえず慌てて水をやってみたものの、生き返るかどうか、予断を許さない状況。そういえば外だいぶ寒くなってきたんですけども、家の中に取り込まなくてもいいのかなあ。

 うーん、これはもしかして似たような植物が売ってるところ調べておいた方が良いのでしょうかね…。


2004年 9月25日 土曜日 晴れ

 友人のお誕生会へと行って参りました。小学校高学年辺りから、中学高校と途絶えていたお誕生会ですが、大学に入ってからそういった制度が復活するというのもなかなか面白いものであります。

 夏の間にこの大学の北キャンパス(工学部のあるキャンパス)のほぼ唯一の食堂であったマクドナルドがつぶれて以来、主な食事はピザかキムチ御飯へとシフトしたのでありますが、近頃めでたいことに祝い事が続いておりまして。ちょっと良いレストランでちょっと良い御馳走を頂いたりしているのです。全く喜ばしいことですが、どうも連日の食べすぎで丸くなってきたような…。


2004年 9月23日 木曜日 晴れ

 今朝授業に行ったんですよ。授業。朝八時四十分からのクラスなんですけれども、そこまで通り道には、朝方ドーナツとコーヒーを売っている売店があるのです。

 それでですね、今朝もそこを通りかかった時、ふとその売店を見ると本日ドーナツ無料と書いてあるではないですか。時計を見ると授業開始まで残り数分。数人が無料ドーナツを得る為に並んでいるが、丁度朝飯を食べていなかった折、これを見逃す手はありません。

 そうして列に並んで手に入れた無料ドーナツを頬張りつつ授業へと赴くと、なにやら教室が騒然としているのです。毎週木曜は宿題の提出日でありまして、毎回宿題は授業の最初に提出ということになっておりました。で、何が問題かというと、その教師、なんと八時四十分を一分でも過ぎたら何があろうと宿題は受け取らないと強権を発動。宿題は一回当たり学期全体の成績の四パーセント強を占める重要な要素です。

 僅か一分の遅刻で、苦労して仕上げた宿題が採点されることもなく、学期総合点の四パーセントを失うとあっては、学生には大打撃です。ショックで硬直している学生数人。

 まあ、当然暢気に無料ドーナッツなんぞをむさぼっておった私もそんな彼らと同じ立場にいるわけでして。状況を悟ったときには思わず頬が引きつりましたよ。あーあーあ。

 某企業の研究所からやってきた、教職一年目のアメリカ人女教師なんですけれども、全くこれだから新米は・・・。いくら厳格にルールを適用しようとしたって、他のクラスとのギャップがあまりに大きい制度は上手くいかないと思うんですけどねぇ。学生は毎学期入れ替わるのですから、彼女がこの制度を維持する限り、毎学期毎学期同じトラブルが発生するのは明らか。その度に学生と対立していたのでは教師自身だって気分が悪いと思うのですが…。

 まあ、おそらく後数年も勤めれば、厳格でいるのも面倒になって段々緩やかになってくることでしょう。そういうある程度の「適当さ」っていうのは、平和の為には実は必要なんじゃないかと思うのでした。

 はてさて、アメリカ人も好きな言い回し、タダより高い物はない、が身にしみて感じられた一幕でありました。てか成績どうしよう。


2004年 9月18日 土曜日 晴れ

 ミシガン大学の機械工学科では、修士号取得の条件の一つに、二クラス以上の数学の単位を要求しています。その条件を満たすために、今学期は数学二クラスを受講しているのです。

 もともとは自分の専門分野に関係の深いところで、Advanced Mathematics for EngieersとBoundary Value Problemsの二クラスにしようかと思っていたのですが、どうも聞いてみたらその二クラスの組み合わせは内容が似通っているため卒業単位としてカウントされるのは片方だけとのこと。仕方ないので片方を諦め、他の手ごろな科目を探したのですが、どうもこれといって良いのがない。

 ならばということで、選択肢の中で一番簡単そうだったLinear Algebraでお茶を濁すことに。しかしまあ、まだ始まって二週間ですけれども、これホントいいのかな、ってくらい簡単な内容、しかも進行速度もかなり遅めです。未だに行列の掛け算のやり方とかやってるし。行列を使って連立方程式を解きましょう、と言ったって、Linear Algebraだけに一次の式ばかりなんですよね。

 で、まあ何がビックリって、教師が授業の内容を理解していない。授業しながら、教科書の例題とか解説してると、しょっちょう「あれ?」ってなってるんですよ。で、しばらく教科書とにらめっこした挙句に、来週までに考えてきます。

 そんなんでよくPhD取れたな・・・と言った感じなんですけれども、まあ、簡単なのは良いことです。

 っていうような話をうっかりリサーチの指導教授にしたばっかりに、じゃあ今学期はリサーチに時間が取れるね!と言われてしまいました。ああ薮蛇。

 明日から明後日にかけて、アメリカの某総合電機メーカーに就職面接に行ってきます。ここから車で三時間程度のドライブなんですが、果たして「あの」車で無事に辿り着けるのか!?


2004年 9月11日 土曜日 晴れ

 新しいルームメイトがやってきた!

 今日おうちで宿題などをやっておりましたところ、突然やって参りました新ルームメイト。以前にもちょっと書きました通り、本来のルームメイトが十一月までドイツに行っているということで、その間だけの一時的なルームメイトです。

 アジア系のアメリカ人で、学生ではなく中国武術やらそれの応用エクササイズを教える仕事をしているとのこと。なにやら珍しい職種の人間ですけれども、まあ少なくとも悪人ではなさそうです。二ヶ月間仲良くできれば良いと思います。

 ところで、学校の第一週が終わったのですが、月曜日が祝日だったため、火〜金の四日間のみ、それも第一週ですから授業もまずはシラバスの配布なんかから始まるわけです。

 それなのに。なんか早速出た宿題が早速分からないのはどういうことですか。今学期は学生としての最後の学期。最後くらいは、提出する宿題と教科書読みを完遂しようと誓ったのですが、なんかもう既に挫折しそうです。

 新しいルームメイトと仲良くする余裕もなさそうだなこりゃ。


2004年 9月5日 日曜日 晴れ

 自動車再々修理。

 夏の間バッテリーだけ外して、アパートの前に放置しておいた自動車なのですけれど、帰ってきてみたら案の定壊れておりました。

 イグニションキーを差し込んで回すと問題なくエンジンがかかったので、ををこれは!と喜んだのもつかの間。ちょっとアクセル踏んだりするとガタガタガタ…。

 ああやっぱりか。嘆きながらも騙し騙し運転して修理工場まで持っていきました。お陰で問題なく動くようになりましたが、またまた修理費が嵩んでしまい、現時点で累計修理費が初期購入費の二倍を上回りました。

 動くうちに次の買い手を捜さなければ。そして国外逃亡。


2004年 9月3日 金曜日 晴れ

 夏休みの間遊び呆けた報いであろうか。日に焼けた肌と引き換えに失いしは夜を日に継いで修めた知識。

 ってなワケで、夏の間にすっかり頭パァになりまして。あまりに恐ろしくて、教授に会いにいけません。久しぶりに再会した、夏の間大学に残っていた友人のげっそりとした姿を見るにつけ、何か自分が取り返しの着かないことをしまったかのように感じられます。うう、怖い・・・。

 仕方ないので付け焼刃で慌てて図書館に通って、復習などしています。いやー、でもホント、見事にキレイサッパリ忘れてるわ。テイラー展開のやり方も忘れちゃったよー、て件の友人に言ったら、いやいやそれはいくらなんでも大げさでしょー、と返された。はっはっは、とその場は笑っておいたのですけど、ホントはホントに忘れたんだ。うん。

 ぱっぱらぱー

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 それはそうとして、留学生活雑記#11-2: 続・渡米!一人珍道中をアップしました。先日の続きですので、御時間ある方はぜひどうぞ。


2004年 8月29日 日曜日 晴れ

 とうとう夏休みも終わりです。ミシガンに戻って参りました。この夏は学校以外のことがいろいろとあったのですが、それも機会がありましたら、普段の日記と平行してぼちぼち書いていきたいと思います。

 第一弾として、夏の終わり、東京は成田空港を発してAnn Arborの我が家へとたどり着くまでの旅路を書き下ろしてみたので、お時間御座います方はぜひご覧下さい。

 コラム#11: 渡米!一人珍道中

 なお、以前のコラム#11、#12は自分的にイマイチだったので撤去。


2004年 8月8日 日曜日 晴れ

 仕事に使う計測機器等を買いに、秋葉原まで出かけてきました。今回初めて気がついたのですが、秋葉原の店って、結構日曜休みの店が多いんですよ。本日休業、とシャッターが降りている店が多く、ちと残念。相変わらず多国籍で独特な雰囲気を醸し出している街ですが、やや閑散としているかと思ったらそういう理由だったのですね。納得。

 今回の買出し最大の目的であった、データロガー付き赤外線放射温度計は、結局在庫が見つからず取り寄せに。しかも、お盆だ何だでメーカーが休みに入ってしまうとのことで、予想以上に入荷まで時間がかかりそう。お値段の方も予想以上だし…。この機材がないと、人間がデータロガーとして働かなければなりません。つまり、夜間徹夜で30分ごとに手動計測という、、ちょっとどうかという労働です。当然その労働をやらねばならないのは私ですので、ここは何としても機械にその役目を押し付けたいのですが…。うーむ、どうなることやら。


2004年 8月6日 金曜日 晴れ

 再渡米まで残り二十日となりました。就職活動という名目で、五月上旬から四ヶ月近くの夏休みを取ったのですが。気付いてみれば、それももう僅かばかり。

 特に後半に入ってからは充実した休暇を過ごしてはいるとはいえ、夢いっぱい胸いっぱいに理想を描いた休み前の計画と比べると、達成率は50%程度といったところでしょうか。まだまだ遣り残したことは山ほどありますが、この残りの三週間、はてさてどこまでできるでしょうか。

 それはそうとして、再渡米が近づくとどうも学校の勉強のことが気になりますね。四分の一年もの間、大学の勉強にはほぼノータッチだったわけですから、もうすっかりアホになったというかなんというか。テイラー展開のやり方は忘れるし、流体工学の命ともいえるナビエ=ストークスだって出てこない。これでミシガン大学の大学院生だというのですから全く汗顔の至りです。いやー、来学期が怖くて怖くて。慌てて先学期のクラスノートを印刷し、復習を始めたものの…眠。夏休み中に教科書を開くのって、思った以上に気力が必要なものですね!


2004年 8月1日 日曜日 晴れ

 最近、とある目的のために酵母を育てています。

 育てていると言っても、ただ干しぶどうを買ってきて、濃い紅茶に蜂蜜とレモン果汁をたっぷり入れた培養液の中に漬けておくだけです。こうしておくと、干しぶどうに付着している有用、無用取り混ぜたいろいろな菌類の中で、タンニン、糖、酸に強いという特性を持つ酵母だけが繁殖するという寸法です。

 まあ、コーボ、コーボ、と言ったって、所詮は菌。直接目に見えるものではありませんし、ましてや愛嬌を振りまくものでもありません。それでも、時々様子見てかき混ぜたり、他の雑菌に負けないよう気を使って管理したりしていると、だんだん愛着も湧いてくるものでして。シュワシュワと音を立てて発酵している様子を見ていると、なんだか嬉しくなってしまうのであります。

 最近あんまり更新しないかと思ったら、そんなこともやってたりするのであります。


2004年 7月21日 水曜日 晴れところによりにわか雨

 就活が終わって以来、実家から少し離れた場所で家の仕事を手伝いつつ、オレゴン時代からの友人と一緒に住んでおります。なかなか楽しい状況なのですが、どうもそのような環境ですとインターネットに接続する時間が減ってしまう、つまりここのサイトの更新や電子メールの返信や滞ってしまうのが悩みの種です。

 ところで、今日はユーミンこと松任谷由美コンサートへと行って参りました。私の地元において、隔年で開催されている、一種の名物コンサートなのですが、騒音やら交通渋滞やらの迷惑料も兼ねて、本番前日のリハーサルを公開リハーサルとして、地元民を無料で招待するという企画があるのです。

 とまあ、そんな事情もありつつ、ユーミンコンサートです。プールサイドの特設ステージにて、歌や音楽はもちろん、ダンスやら照明効果やらシンクロナイズドスイミングやら、流石というかなんというか、全く華やかなものであります。ユーミンの独特の歌声もステージ栄えがするのでしょうか、CDなどで聞くよりも良いように思いました。

 同行人が同居の友人と私の母親という、ちょっとどうかという組み合わせだったのですが、何はともあれ、楽しいひと時でした。


2004年 7月7日 水曜日 猛暑

 どうも今年は空梅雨なのか、この時期にしては雨が少ないように思います。農作物や、夏季の首都圏の水不足などを考えるといろいろと不安もありますが、原付に頼って生活している身としては非常に助かるのです。

 とまあ、こんな具合に天気も悪くないので、先日は友人と海を見ながらのバーベキューなどを楽しみました。

 バーベキューというと、アメリカこそ本場といった感じがいたしますが、実はアメリカ人と日本人のバーベキューに対するイメージには多少のギャップが存在します。

 日米の文化の違いは数あれど、アメリカへ留学して寮住まい、学食生活となると、まず何といっても毎日毎日続くハンバーガーに辟易するんですよ。Supersize Me、なんていう、毎日三食マクドナルドで食べたらどうなるか、なんてドキュメンタリー映画がありましたが、まあそこまでいかずとも、大抵の日本人は数日もハンバーガーを食べ続ければ飽きてしまいます。

 そんな時期に訪れるのがバーベキューパーティへのお誘いです。毎日続く同じメニューに閉口している留学生ですから、バーベキューの名に目を輝かせて参加するんですよ。で、行って見ると、どっかで見たような円形に固めたひき肉焼いてるの。えっ、って思っていると、焼きあがったそれをレタスかなんかと一緒にやはり円形のパンにはさんで・・・うわあああ!

 とまあ、こんな感じで、折角バーベキューだってのに、なんでいつもと同じハンバーガーを作ってしまうのか。全く理解に苦しむところですが、どうも向こうではバーベキューと言えばハンバーガー(とホットドッグ)を作るのが一般的なようです。

 このように、バーベキューといっても様々ですが、やはり自分は日本風と言うのでしょうか、焼肉風に、肉や野菜を焼くのが好みです。ついつい調子にのって食べ過ぎてしまいました。

 ミシガン戻ったらまたマクドナルドと自宅キムチご飯の二択かと思うとウンザリですけどねえ。


2004年 6月30日 水曜日 晴れ

 6月の29日、30日と、東京は台場、国際展示場にて開催されたリクルートの留学生のためのキャリアフォーラムへと参加して参りました。

 約70の企業がブースを出展しておりまして、参加した学生も2000人(推定)と、大層にぎやかなイベントでありました。以前にも少し書きました通り、自分の目的は当選した$200を頂戴することだったのですが、世の中にはどのような企業があって、どのような仕事をしているのか、そういうことを知るという点でも、なかなか有意義であったように思います。

 まあ、そういう次第だったので、名前を知っている企業ばかりではなく、なるべくは聞いたこともないような企業のブースを中心に回って、説明など聞いておりました。

 七十数社が出展していても、やはり人気のあるブース、閑散としているやや寂しげなブースなどありまして。男女の若い社員が呼び込みを頑張っているところもあれば、4、50台のおじさんが一人でぽつんとブースで座っているような所もありました。

 幾つかの企業では当日面接なども行っておりまして。僅かながらそれも受験させて頂きました。とはいっても、ボストンだのサンフランシスコだののキャリアフォーラムとは違い一発合格は出ないシステムのようなので、その点は多少残念ではありました。

 まあ、そんな感じで、あとは無料供給の菓子・惣菜パンなどをこれでもかと食しておったのであります。カレーパンとミックスサンドが旨かったのであります。

 ごちそうさまでした。


2004年 6月23日 水曜日 晴れ

 YahooBBのADSLインターネットサービスなどで有名な、ソフトバンクBB社の新卒採用会社説明会に参加してきました。自分はもう既に他社から内定がでているのですが、友人の付き添いと、ソフトバンク社長の孫さんに以前から多少関心を持っていたこともあり、ちょっと覗いてみようかしらと思ったのです。

 会場は両国国技館。空前絶後の新卒3000人既卒1500人採用を打ち出しているソフトバンクの説明会ですから、まあ大掛かりなものでした。数千人の学生が詰め掛けた国技館には、映画館のような巨大なディスプレイと音響装置が備え付けられておりまして、テレビの相撲中継で見る会場と同じ場所とは直ぐには信じ難いほどです。よく目を凝らすと朝青龍の写真やら番付表やらが見えたので、ようやくそれと確認できました。

 内容の方も、派手というかなんというか、まるでCGを駆使したSF映画のようなイメージムービーがベースの重低音と共に説明会のオープニングとして流されたりして、金かかってるな〜、と変に感心してしまいました。

 今回の説明会のメインである社長演説は予想していた以上に面白く、興味深いものでした。孫さんの話の上手さは流石に度々日本を騒がせる仕掛け人だと頷かされました。

 ただ、その社長演説の最中、ちょっとしたハプニングがありまして。

 およそ一時間半に及ぶその演説が終わりに近づき、話が最高潮に盛り上がった瞬間!なんと孫さんの携帯電話が鳴り出したのですよ。会場に詰め掛けた数千人の学生の中の誰一人として説明会中に鳴らさなかった携帯電話を、よりによって演説者自らが、それもクライマックスのタイミングで鳴らしてしまうとは、なんともソフトバンクらしいというかなんというか。。。ま、ご愛嬌ですね。

 なにはともあれ、他の企業ではまずありえない巨大規模の説明会ってことで、聴講できたのは貴重な体験であったと思います。まあまあ、炎天下並んで待った分くいらいの価値はあったように思います。


2004年 6月19日 土曜日 晴れ

 浅田次郎の「輪違屋糸里」を読みました。新撰組を題材にした小説なのですが、語り口や物語の構成は流石に見事なものでして、ラストに向けては涙を滂沱と流しながら読んでおりました。

 しかしまあ、最近は映画観て涙、本読んで涙と、諸事涙もろくなってしまい、全く往生しています。数年前までは同年代の人に比べても比較的淡白であったように思うのですが、はてさてこれはどうした変化やら。

 そんな自分も先週で24歳となりました。また、OSUを卒業してから、いつの間にか1年が経ちました。

 誕生日がきたといっても、変化といえばせいぜい自動車運転免許の更新の時期がきたということくらいで、特にイベントもありません。取り立てて何も変わることもありませんが、それでもなんとなく感傷的になってしまいます。

 アメリカの大学いる間は、さしずめネバーランドにでもいるような気も致しますし、周囲からはピーターパンのように扱われることもしばしばです。されど、毎年1歳ずつ年はとりますし、ネバーランドだって競売にかけられるかという世の中です。社会人の先輩方の過酷な労働生活の話には随分と脅かされますが、そろそろ浮世の荒波にもまれる心の準備をしなければならない時期にさしかかっているのかもしれません。


2004年 6月12日 土曜日 曇り

  本日は私事で、ちょっとした化学実験的なことをやっておりました。まあ、小学校の自由研究程度の話なんですけれども、簡単かつなかなか面白いのでご紹介します。

 塩化コバルト(CoCl2)という薬品をご存知でしょうか。水に触れると青から赤に変化する特性を持っているので、水分検出の為の試薬や、食品乾燥剤の中に入れて乾燥剤の有効/無効表示などに使われています。ちなみに化学式で書くと、以下のような感じだと思います。

 Co(H2O)6 + 4Cl(-) ←→ CoCl4(2-) + 6H2O

 で、周囲に水が多いと左に、少ないと右に、量に応じて平衡の移動が起こり、色が変わります。この塩化コバルト水溶液と、水分を吸収する性質を持った塩化カルシウム(CaCl2)水溶液を混合し、濾紙に染み込ませて乾燥させます。

 こうして作られた濾紙は、空気中の水分を吸収し、その吸収量によって青や赤に色が変化するようになります。この性質を利用して簡易湿度計を作ろう、という話。

 で、やってみました。まあ、予定通り湿度に応じて色は変わるものの、どうもその変遷が思わしくない。乾燥時の青はそれなりに艶やかなんですけれども、湿気た時の色は赤とは程多い、寂しいことにほぼ無色。内定ゲットしたのに無色とはどういうことだ、とかそんな駄洒落はともかくとして、これでは面白くありません。うーん、なんでだろう。

 やっぱり、塩化コバルトをケチったのがダメだったか。


2004年 6月9日 金曜日 雨

 先週の話になるのですが、先日内定をもらったところとはまた別のとある企業に面接&筆記試験を受けに行ったんですよ。

 面接に関しては、もう経験も随分増えてきたこともあり、またトリッキーな質問の少ない技術系ですから、特に問題なく切り抜けたんですよ。

 大変だったのは筆記試験。なんでも国家公務員試験I種の理工系専門科目からの抜粋だそうなのですが、いやー、あれは無理。選考である機械の試験ですら、力学とかそういうの、なんていうか、もうホント忘れた。オープンブックならまだしも、参考書なしでそれも時間内に解けとなるとお手上げです。情けないを通り越して、笑っちゃうくらい忘れてました。とほほほほー。

 まあ、面接重視という話は聞いていたのですが、とはいってもテストの結果があまりにあんまりだと、やっぱ無理だよなあ。落ちたなあ。っていうか、いくらなんでもこれはないだろう、な試験結果のせいで、来年から海外大生はエントリーシートで落とされるようになるんじゃあないだろうか。

 さて、そんな受験から結果通知の期限でもある一週間が経ちました。普通、こういう類の通知って、合格の場合は面接後比較的早くに連絡があるんですよ。その例から言ってこりゃあやっぱダメだと。来年以降この企業を目指す留学生の皆スマン!と思っておりましたところ、携帯電話非通知サンからリンリン鳴り響きまして。

 ハイもしもしィ、と出てみると、予想通りのお相手です。件の企業の人事です。ハイ、ハイ、やっぱりダメですか、え、何、内定?ええ!?いいの!?ホントに?うはぁ。

 てなワケで、内定二つ目ゲットです。いやいや良かった良かった。なにより後輩皆様に、迷惑かけずに済みました。なんともこれは、ホッと心を撫で下ろす、そんな一幕だったのでした。


2004年 6月4日 金曜日 乾燥注意報

 出たーーーー!

 就活らしきものを開始してから三ヶ月、やーっと一個目の内定がでましたよ。三ヶ月というのが一般の技術系修士卒と比べて長いのか短いのかよくわかりませんが、何はともあれ一安心。一応本命企業からの内定なんで、現在選考中の数社は流す程度で、基本的には就職活動終了の運びとなりそうです。

 ちなみに勤務地は名古屋近辺ということになりそうです。これまで神奈川とオレゴンとミシガンにしか住んだことがないので、愛知、名古屋というと、どうも馴染み薄です。まあ、面接の時に食べた味噌カツは旨かったので良いのではないかと思います。パスポートがなくても入れるし。名古屋。

 業種柄アメリカなど海外への出張や赴任も多いとのことで、英語を使う機会もぼちぼちありそう。英語って使わないと忘れてしまうものなのかどうかよく分りませんけれども、とりあえず駅前留学とかしなくて済みそうです。

 そういった感じで、来年4月からは名古屋で働くことになりそうです。学生生活もあと1年弱と思うと一抹の寂しさを感じます。学校の勉強はもちろん、就職後の将来を見越して、できるだけ有意義に過ごしたいですね。

 まずはリストラに備えて資格でも取っておこうかと思います。


2004年 5月30日 日曜日 晴れのち曇り

 日本に帰ってきていると、なかなかどうして話題に困るものでして。というわけで、今日は大学で見かけたちょっと変わった人を紹介したいと思います。

 人種のサラダボールなどと言われるアメリカ。いわゆる「自由の国」に生まれ育ち、右に倣えの感覚が薄い民族ですから、まあ良くも悪くも個性的な人が大勢います。

 で、本日ご紹介したいのは、ミシガン大学北キャンパスの美術・建築・工学図書館の三階、マッキントッシュコーナー付近に出没する青年。通称『アニメ君』。この青年、おそらくはこの大学の学生だと思うのですが、図書館に来て何しているかというと、まあ、ご想像の通り、ひたすらアニメをご覧になっているのです。周りでは多くの学生がプログラミングやレポート書きなど勉強に励む中、そこのMacのモニターだけはアニメをフルスクリーン上映。しかも音出しまくり。

 上映されるアニメはほとんどが日本製、あまり詳しいところはよくわからないのですが、いわゆるテレ東アニメの類が多いようです。

 いやね、ヘッドフォンでも着けて聞いているのならまだ可愛げがあるものの、そのまんまスピーカーから音出しているものですから、アニメの日本語が周囲に響き渡っているのですよ。本人はどうも英語字幕の方を読んでいるようなのですが、日本語を解する人間としては、どうも気になってしょうがない。

 とまあ、そういった調子で、それらアニメが記録されているのであろうDVD-Rを山と積み、見果てることもなくアニメ鑑賞しているのです。

 一体なぜヘッドフォンを使わないのか、なぜ図書館で観なければならないのか、そもそもどこからその英語字幕付きジャパニメーションを手に入れたのか、っていうか勉強はいいのか、・・・などなど数多の謎を身にまとった『アニメ君』。いやはや、アメリカにはホント、いろんな人がいるものです。


2004年 5月28日 金曜日 晴れ

 当選!当選!当選!!

 ああ、いや、内定決まったとかそういうのじゃあないんですけど。

 来月末にですね、リクルートの東京キャリアフェアっていう、日本国内での就職を目指す、海外大生向けのキャリアフェアがあるんですよ。それの一環で、参加申込者の中から抽選で、交通費補助として$200が支給されるんですね。で、どうやらそれに見事当選した模様。 もちろんちゃんと参加しないと受け取れないんですけれど、二日間東京へ行くだけで$200貰えるっていうんですから、こりゃあ行くしかないでしょう。

 うーん、なにやら楽しみになってきましたよー$$!これでもう今日の某社の最終面接で落ちていても大丈夫!!いや、まあ、ホントはあんまり大丈夫じゃないんですけどね・・・。


2004年 5月27日 木曜日 晴れ

 なんか前日以来未だに腹が痛いので、ちょっと不安になってヨーグルトなど大量に食してみました(がんばれビフィズス菌!)。予想通り余計腹が痛くなったところで、明日は就職面接で名古屋まで行ってきまーす。


2004年 5月24日 月曜日 晴れ

 アメリカにいるとなかなか魚を食べる機会が少ないのは周知の通りです。魚が全くないというわけではないのですが、やはり種類が少なく、価格も牛肉などと比べかなり割高です。

 そういった事情もあり、日本に帰ってくると魚が一層美味しいく感じられるのです。別に魚が特に好きだったワケではないんですけれど、まあこれもアメリカ行きの影響か、面白いものです。

 で、昨日もマグロの刺身を貪って満足しておったのですが、どうも今朝起きてみると身体の調子がおかしい・・・。っていうか率直腹が痛い痛い痛いいたたたたたた。

 とまあ、どうやら見事に食中毒に罹ってしまったようです。ついでに、身体が弱っていたところにつけこまれ風邪をひいてしまった様子。頭ガンガン喉イガイガ、関節痛い、ふくらはぎ痛い。まあ、最後の一つは昨日久々にやったダンスダンスレボリューションが原因なのですが。

 どっちも苦しいのになんかアホくさいところがますます辛いです。


2004年 5月16日 日曜日 大雨波浪注意報

 お詫び。このページにあるメールフォーム、長文を送るとエラーが出てしまい送信できないという不具合がありました。原因が何か特定できなかったので、CGIごと他の物に取替えました。今度は大丈夫だと思うのですが・・・。これまでにエラーで送信できなかった方にはホント申し訳ない。どうか懲りずにこれからもメッセージ送ってやってください。

 ところで、先ほどメールチェックしたところ、先日の面接結果がメールで届いておりました。結果は残念ながら一回戦敗退。(履歴書返せ!)

 まあ面接中に、「ミシガン大って何州にあるの?」っていう究極の質問が飛び出た時点でこりゃダメだとは思ったのですが。もう相手の中ではミシガン大卒だろうと、ペパーダイン大中退だろうと、留学生ってことで同じ括りなのではないかと思われます。どうせならイケメンって部分でも同じ括りにして欲しいところであります。

 さて、それとは別の面接で、名古屋へ行って参りました。関東以西は、岡山や香川に一、二回行ったのみで、名古屋へ実際に降り立つのはこれが初めて。短時間ながら多少なりとも観光らしきものもできました。明後日は兵庫の方へ赴く予定です。どちらも幸い交通費は支給されるので、まあ半分旅行気分で行ってこようかと思います。もう面接も随分慣れましたしね。

 それにしても、不採用通知よりも履歴書を書き損じた瞬間の方が精神的ショックが大きいのはなんでだろう。


2004年 5月10日 月曜日 曇り時々雨

 説明会のつもりで行ったら実は面接だった。

 というわけで、初めての就活面接がいきなり抜き打ち面接でした。(いや、案内をよく読んでいなかっただけなのですが・・・)まあ、面接の待ち時間が一時間以上と長く、イメージトレーニングの時間が十分取れたのは幸いでした。

 で、面接自体は、まあ自己採点82点くらいのそこそこのできだったと思うんですが、その会社、どうも思った以上に保守的な社風のようでして。あんまり海外大生に対する理解は期待できそうにありません。ってなわけで、少ない弾数(生存受験数)がますます少なくなりそうな予感です。

 っていうか、事前の説明会で、「合格者は3日後に二次面接」、とか言ってたのに面接後「結果は一週間以内にお知らせします」とか言われた時点でダメ臭がプンプンですよ。一週間後ってもう二次面接終わってるじゃん!

 どうでもいいけど、不合格だったら履歴書返してほしいなあ。あれ書くのに3時間かかったし・・・。というわけで、履歴書書き損じ履歴を一挙公開!

1.「経験」って書こうとして、間違えて「験」の方を先に書く。「験」で始まる類義語に置き換えてリカバリしようと単語を探したものの、見つからず断念。

2.「スプリングフィールド」って書こうとして、なぜか最後の「ド」だけ平仮名。「スプリングフィールど」

3.生年月日に「平成」

4.「修了」って書こうとして「修子」

5.「免許」って書こうとして「勉許」

 もうね、最後まで書き損じなく完成した履歴書って奇跡ですよ。まさに手工芸品。大量生産できません。もういっそのこと自分の字体の履歴書版木でも彫ってしまうとかどうだろうか。


2004年 5月1日 土曜日 雨

 大パッキング大会開催中(於、我が家)。

 アパートの借り手は相変わらずまだ見つからないものの、夏休み中に見つかる可能性を考えて、一応部屋を空にすることにしました。とりあえずは服を片っ端から洗濯したり、書籍や雑貨をダンボールに詰めたり、いらないものを処分したりしております。

 ━━━━ 18歳のあの日。小さなスーツケース一つに、胸いっぱいの希望と、同じくらいの不安とを抱えてやってきたアメリカ。その時から5年の月日が流れました。
 お父さん、お母さん━━━━━

 こんなに荷物が増えました・・・。

 山のような衣類、教科書、パソコン、モニタ、プリンタ、電気スタンド、工具やら文房具に炊飯器コーヒーメーカー。電流・電圧・抵抗計とかガリレオ温度計に至っては、もう一体何がどうなってこんな物買ったのかと、当時の自分を問い詰めたい気持ちでいっぱいです。もう馬鹿馬鹿馬鹿。

 げ、月曜日に出発できるかな・・・。




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