| 留学生活雑記−コラム#07: |
ミネソタ旅行記 [後編] |
2003年3月。願書を出していた大学院のうち一つ、ミネソタ大学から合格通知と共にキャンパスツアーの案内が来ました。当然学期中で、授業もあるのですが、交通費、ホテル、食費を全部出してくれるという折角の機会。ここはひとつ、授業サボってでも参加しようではありませんか!!! (前編は こちら)
昨夜は結局あの後、アンドリュー(MIT)の誘いに乗ったキース(アリゾナ)と自分の三人でもう一軒のバーへ行ったのですが、不覚にも多少飲み過ぎまして・・・。アメリカ人と同じペースで飲んではいけないと、わかってはいたのですけどね。。。
翌朝、気持ち悪くて六時半に目が覚める。もうこの旅行中は絶対酒飲まないと誓う。結局最後まで同宿は現れず、どうやら一人でベッドを二つ占拠して良い模様です。ってか二つもいらないけどさ・・・。
八時半から始まったオリエンテーション。学校のシステムやら、様々な分野のリサーチについてなど、昼食まで延々と説明が続きます。で、予想通りというか自業自得というか、眠いんですよ。授業中じゃないんだから、折角ミネソタまできて何寝てるんだ!と気力を振り絞るのですが、昨夜が昨夜なもんで、もう何どうしても眠い。頭痛いし。胃が痛いし。で、周りの様子を見ると、みんなやっぱり頷いたり関心したりしながら説明聞いてるんですよ。
約一名を除いて。
後ろの方で必死で眠気に耐えている、っていうか半分寝ているアンドリュー発見。同志よ・・・。
その後昼食を食べて、キャンパスツアーで歩いているうちにようやく体調も回復。夕方にはCoffman Union、まあOSUでいうMUですね、の上階でレセプション。その後食事。学校の建物なのに、なにやら高級げなバーなんかがあって驚きました。もちろん食事代は学校持ちです。まあ、酒類を除いて、なんですけどね。
もう二度と飲まないと、その日の朝に誓ったばっかりなのに、気づいたらバー。そんなもんなのです。大学のレセプションとディナーの後、一度解散した後、昨日のメンバー(マイナス1名)で、昨日二軒目にも行ったSally'sへとやってきました。ここ、大学キャンパスや自分たちが宿泊したホテルから近いんですよ。6〜7ブロックくらいでしょうか?できるだけ近い所が良かったんですよ。何たって外吹雪いてるんだもん・・・。
一時間程度で半数が帰り、アンドリュー、アンディ、そして自分の三人で残って飲んでいたのですが、何故か三人とも昨日を越えるペースです。やがて、おもむろに卓上リバースの大技を繰り出すアンドリュー。先に帰っているよ、と一言残して店を出たアンドリューですが、これが彼の大冒険が始まりだったのでした。以下、後日聞いた話ですが・・・。
店を出たアンドリュー、ホテルまではただまっすぐに5、6ブロックです。が、しかしのっけからいきなり逆方向にスタート。いくら歩いても、地球一周でもしない限りホテルには着くはずがありません。そのうち河へ突き当たり、橋をわたってさらに前進。そろそろ気づけよ、って感じですが、なにせそこは酔っぱらい。ひたすら直進です。で、橋を渡り終わったころ、なぜか足を踏み外して斜面を転落。擦り傷打撲を負いながらも這い上がり、更に前進します。アホです。MITだけどアホです。危うく河に浮かんで地元紙の3面を飾るとこでした。そこから更に歩くことしばし、ようやくオカシイと言うことに気づいたものの、何をどうしたらホテルに帰れるのかが分からない。雪は相変わらず降り続き・・・。
結局、そこら辺で、知らない誰かに車に乗せてもらってなんとかホテルまで帰ってきたそうなのですが、それにしても危なすぎ・・・ホント無事で良かったです。このストーリー、後日ミネソタ大の教授らの間でも評判になってました。
オリエンテーション二日目。この日は主に機械工学科の教授たちとの面談が予定されていました。で、数人の教授と、それぞれ約一時間、どんな研究をしているのか、などの話をするわけです。そんな折角の機会なのですが、なにせ、眠いよ胃が痛いよ頭も痛いよ気持ち悪いよ、な最悪のコンディション。
この後、あまりの退屈さに過半数が寝るという異例のミネアポリス・セントポールのバス観光ツアーなどを経て、キャンパス内にあるスポーツバー、Stub and
Herbsで現役院生を交えた夕食会。スポーツバー、ということで、やっぱりアルコールが出るわけです。まあ、流石に三日目なのでみんな自粛して飲んでいましたが・・・。
3月9日日曜日、午前4時。ホテル前から空港行きのシャトルバスに乗りこみます。飛行機の出発時間が七時と早いもので、根性の早起きです。六時前には空港に到着し、チェックイン。近頃流行のE-ticketなので、名前だけ言えばその場でチケットを発行。って、え?予約が確認できない?
ああでもない、こうでもないといろいろ調べた結果、出発時間、午前七時ではなく午後七時なことが発覚。やってしまった・・・。結局午前七時の便にも空きがあるということで、そっちに回してもらって事なきを得ました。
で、行きと同じくデンバー経由なのですが、空港のディスプレイで乗り換え便のゲートをチェックすると、そこには無情にも「Canceled」の文字が。おーい。
カウンターでお詫び券セット(大したもんじゃないけど)と昼食券(5ドル)をもらって、他の便に振り替えられ、まあ、無事にPortlandへと帰ってきました。あとはAnthony's
Airporterに乗れば、自動的にOSUへと運んでくれます。
と、まあいろいろと微小ハプニングの連続した旅でしたが、いろいろな新しい人とも会えて楽しい旅でした。今後ミネソタ大学に進学するかどうかはまだ分かりませんが、もし、行くのならば、ぜひまたあの連中と飲みに行きたいですね。
文中書ききれなかったことを箇条書きでいろいろと。
・ 二日目、図書館のパソコンでメールチェックしたら、よりランクの高いUniversity of Michiganからも合格通知が来てて、いきなりモチベーション低下。
・ 旅行中に宿題やろうと、重い思いして持っていった教科書、結局一度も開かず持って帰る。
・ 帰路のデンバーで、腹も減ってないのにもらった5ドルお食事券。処理に困ってソフトクリーム二個とか食べたらその後の飛行機で腹痛に。
・ 途中の食事で何回かレシートをもらい忘れる。これじゃあ経費で落ちないじゃあないか。
・ 旅行中全く勉強もせず酒ばかり飲んで脳細胞が減った。っていうか宿題がヤバイ気がする。
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