アメリカ留学ガイド#1:

「仏」教授@OSU

 鬼仏表、って聞いたことありますか?課題の量や単位の取りやすさなどをもとに、厳しい教授を鬼、易しい教授を仏、などと評価した表だそうです。聞くところによると、日本のいくつかの大学には、先輩から後輩へ、または一部学生が製作して有料公開するなど様々な形でこの鬼仏表というものが存在するそうです。

 アメリカの大学では、そのように大掛かりな鬼仏表はまず存在しません。それでもやはり、どの教授が厳しい、どの教授が易しい、そういった情報は学生間に流れるものです。ここではオレゴン州立大学(OSU)の中で、鬼仏表的に言えば間違いなく「仏」に類されると思われる一人の教授を紹介したいと思います。


 2001年度、OSUには合計2918人のFACULTYがいるそうです。実際に学生を教えてる教師だけでも、相当数に上ります。 それだけいれば、中には色々変わり種もいるわけでして、熱心な教師、おもしろい教師、風変わりな教師、バラエティに富んでいます。

 同じ科目を受講するにしても、誰に教わるかによって大きく様相が変わることもままありますよね。 黒板をメモ帳だと思っていて単語だけを乱雑に書き殴る教師、講義の時間中ずっと前の方で一人もそもそとしゃべり続ける教師、板書代わりのスライド又はパワーポイントを光の速さでめくる教師・・・

 このあたりは、一般的には、多少やりづらいかと思われます。

 それらとは逆に、この大学にもやはりいます。ボーナスキャラ的、仏教授が。OSU教師界において、最も有名なボーナスキャラと思われる人物がいます。その名も Larry Chen。

 Department of Mathematics(数学科)に所属する彼には様々な噂が付き従います。

 曰く、平均点でA。

 曰く、彼が目的の数学を教えるまで待ってる学生が多数。

 残念ながら自分は当たったことがないのですが、主に200番台のMathを教えてるみたいなんで、OSUで理系専攻の皆様は狙ってみるのも良いかもしれませんね。