アメリカ留学ガイド#6: |
成績アップのコツ!〜情報収集編〜 |
どのクラスを取るのかを決めたなら、そのクラスに関する情報を事前に収集しておくと後々有利に働きます。先学期とほとんど一緒の宿題やクイズ、中間・期末試験を出す教授は大勢います。過去問を自分から公開している教師も中にはいますが・・・。まずチェックするべき点は次の四つです。
1.そのクラスを取ったことのある知り合い
2.教師のインターネットウェブサイト
3.図書館のリザーブ
4.オフィス前などに掲示されたテスト・宿題解答
1.は見つかったら、ノート、宿題、テストなどその科目に関する資料一式を借りておきましょう。試験の過去問はもちろん、宿題がわからないときやペーパーの採点基準、ペーパーのリファレンスなど何かと役にたちます。
2.教師の中には自分のウェブサイトを作っていて、宿題や試験の解答を掲載、学期が終わると共に削除している人がいます。それらが削除される前に、自分のコンピュータなりフロッピーディスクなりに保存しておきましょう。この場合は完璧な模範解答なわけですから、手に入れば1.の友達の答案よりも確実だといえます。教師のウェブサイトは、OSUサーチで教師の名前や、クラス番号、クラスタイトル、教師のメールアドレスなどを使えば見つけることができると思います。作ってない教師や、パスワードを設定していてそれを知らないと閲覧できない場合もありますので、その場合は諦めましょう。
3.ウェブサイトの代わりに、図書館のリザーブとして宿題や試験の解答を置いている教師がいます。この場合も学期が終わると同時に撤去されてしまうので、OASISのリザーブサーチにクラス番号を入れて調べてみるといいと思います。もしSolution、などがみつかればコピーを取っておきましょう。
4.宿題や試験の解答が、教師のオフィス前や、学部のラウンジなどの掲示板に掲示されている場合があります。この場合はコピー機が使えないので、多少面倒ですが、もし試験の解答が張り出されてあれば、写しておくと良いでしょう。デジカメがあればそれで撮影しておくと楽です。
来学期以降のことをせかせかと調べるのは非常に面倒なんですが、これらをやっておくと必ず後で楽になります。特に、過去問が手にはいるかどうか、というのは非常に大きな差ができると思います。ただし、一年のうちに限定された学期にのみ開講されているクラスなどは、一年前のその学期の終わりにこれらを準備しておく必要があります。卒業プランを早めに設計する為のもう一つの理由でもあります。また、もし運良く過去問や宿題の解答が手に入っても、それだけに頼らず通常の勉強の+αとして使うのが良いでしょう。過去問だけ勉強していて、教師の気まぐれで問題形式一新されたりした日には目も当てられませんから・・・。